高松市 Y様 S・木造解体工事
今回は高齢者入居者施設の方よりご相談があり、火事で燃えた4階建てS造の解体工事のご相談をお請けしました。
通常の4階建てS造の解体工事でも大変ですが今回は火事になった4階建てS造の解体工事をお請けすることになりました。
解体工事前
現地調査
築46年超えになる4階建てS造の住宅の解体工事になります。
解体工事において粉塵・騒音が発生しますので近隣住民の方にご挨拶にお伺いしたところ、お隣の方の貸駐車場を工事期間中、月極でお貸し頂けるとのことで大変助かりました。
今回は写真のとおり火事になった建物です。火事の際炎に焼かれた影響や消火の際の散水による建物の影響を考慮しながら作業しないといけません。
さらに、この燃え殻の中から可能であればご家族の遺品を見つけ出すことができれば遺品整理もお願いしますとのことでした。
こちらは火事のあったS造の裏にある木造2階建ての建物です。こちらも解体する流れになりました。
解体工事開始 JOB
木造の建屋内部にはこれでもかというぐらい不要品がありました。
こちらは全て搬出・処分いたしました。
まず建屋周辺の作業用のスペース確保のため人力で建屋周囲を解体します。
今回は解体物件の周囲が住宅街ですので防音シートにて足場の設置になりました。
瓦撤去に重機で解体していきます。
敷地が狭く分別作業が大変です。
S造の方にも足場を設置していきます。
隣家のスペースが無く足場を立てるにも大変です。
かなり大きな火事でしたので室内の大部分が燃えてしまい、処分単価が高い「燃え殻」の処分になります。
ここからが今回の工事で一番大変だったところです。
建屋周囲が狭く大型重機が入らないため建物上部を人力で解体します。
4階が終われば次は3階の解体です。
4階同様に人力解体です。
2階部分は何とか重機が届きますのでここからは重機を使用して解体していきます。
建物の構造に対して十分ではない大きさの重機の為あらかじめガス切断で切り込みを入れて重機で建屋内部に引き込みます。
現場が狭いので2階部分の解体で使用した重機には退出していただき1階部分の解体を進めていきます。
今回は隣地境界線の兼ね合いもあり基礎部分は残すことになりました。
床部分のコンクリートと埋設してある水道関係の配管を撤去します。
解体工事完了 AFTER
解体工事完了後のお引渡し
整地を行った後周囲の清掃を行い工事完了になります。
火事の後相当の間放置されていましたが区切りをつけることができたとお施主様も安心されていました。
今回施工した内容
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