高松市 I様 木造解体工事
今回は板金の協力会社の代表の方よりご紹介されました、お施主様よりのご依頼で元々お住まいされていた木造の解体工事のご依頼をお請けしました。
住まなくなり、相当の期間放置されていたこともあり家の中の不用品もかなりあり、また建物も一部雨水の進入などで崩壊していました。
解体工事前 BEFOUR
現地調査
今回解体する家屋で一つ目です。築100年超えになる木造平屋建ての解体工事になります。
内部には下にご紹介いたしますが大量の不用品がありました。
今回は敷地が広く、周囲に住宅が無かったのですぐに工事に取り掛かることが 出来ました。
今こちらも解体する家屋の2つ目です。こちらは築40年ぐらいになる木造2階建ての建物になります。
写真を撮影した側からはわかりにくいのですが反対の壁面にはビッシリ蔦が生えていました。
築100年側の建物内部になります。
大昔の家財道具に始まりお施主様もわからなくなったものが大量にありました。
築100年側の建物の崩壊部分になります。
このように屋根が抜けているところが数か所ありました。
こちらは2階建て側の建物の1階部分の内部の状況です。
こちらも何が何か不明なものが多数ありました。
こちらは2階建て側の建物に併設している倉庫の状況です。
草刈り機をはじめ、お施主様が地区のボーイスカウトなどで使用されていたものが大量にあります。
こちらは2階建て側の2階の部屋の状況です。
こちらはなんと蔦の進入から雨水が入り込んだためか、一見大丈夫そうな床に見えますが、崩壊寸前のようで床全体がふわふわして大変危険でした。
解体工事開始 JOB
解体工事開始
今回不用品の中にお施主様が必要なものがあるので分別しながら不要品のみを搬出・処分していくことになりました。
お施主様直々にお立合いしていただき搬出していきます。
とにかくお施主様判断のもとひたすら搬出していきます。
築100年の木造家屋側で2tダンプ6車分搬出致しました。
不用品の搬出が終わりましたら次が屋根瓦の撤去になります。
崩落しているところもあるので屋根下地の強度を確認して慎重に作業を進めます。
屋根材の撤去が終わりましたら本格的に重機で解体していきます。
土壁の粉塵飛散対策で十分散水しながらの作業になります。
処分場の規定に合わせて残土の中に混じっている木材などを分別しながら残土を搬出していきます。
地区100年側の木造解体工事が完了しました。
古い造りでしたので床下のスペースが広く花崗土を敷いて整地しました。
手前側に建っていた木造家屋がなくなりましたのでダンプを手前までつけて搬出していきます。
こちらの建物の中にも不用品がたくさんのこっており、2tダンプで約3車程搬出しました。
家屋内の不用品の搬出が終わったので足場養生の設置を行いました。
隣接するお隣の敷地にご迷惑がかからないようにするために足場養生を行います。
足場の設置が終わりましたら屋根材を撤去していきます。
足場の設置のときもそうでしたが蔦が非常に多く生えていたので通常よりも困難でした。
写真では2階の床がすでに一部なくなっていますが、この部分が重機での解体時に少し引いたときに一気に崩落しました。
部屋の中に不要品が残っていましたが不用品の量が少量だったのと何より床が危険であったため手間はかかりますが、一旦重機で落とし込んでから分別しました。
不用品と腐食した床を落として分別しながら解体していきます。
この時点で不用品がなくなり木材がメインとなるのでどんどん解体します。
こちらの築50年側の建物の構造が1階部分はコンクリートブロック造でその上の2階部分が木造の造りでした。
解体の際に廃棄物が混ざらないように「木は木」「コンクリートはコンクリート」に分離しながら解体します。
コンクリートだけになったところでどんどん解体を進めていきます。
基礎のコンクリートを掘り起こしていきます。
写真ではほとんどの基礎が上がった状態になります。
解体工事完了 AFTER
解体工事完了後のお引渡し
周囲の清掃を行い、重機を引き上げ、お施主様にチェックしていただいてお引渡しとなります。
今回は施工面積が大きくまた敷地の入り口が狭く2tダンプを用いておお解体工事でしたが何とか無事完了することができました。
今回施工した内容